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インターシル、業界初の差動ADCドライバ内蔵耐放射線性36V計測アンプを発表

ISL70617SEH、通信衛星向けに最高のセンサ・シグナル・プロセッシング性能を提供

Jul 11, 2016

革新的なパワーマネジメントと高精度アナログ・ソリューションのプロバイダとして世界をリードするインターシル(本社:米国カリフォルニア州ミルピタス、NASDAQ:ISIL)は、差動アナログ/デジタル・コンバータ(ADC)ドライバを内蔵した業界初の耐放射線性36V計測アンプを発表しました。新製品の高性能ISL70617SEH差動入力レール・ツー・レール出力計測アンプは、通信衛星に重要な低レベル・センサ・テレメトリ・データのために業界最高のシグナル・プロセッシング性能を提供します。高い集積度とクラス最高の性能により、システムのサイズ、重量、電力(SWAP)コストの低減と製品開発期間の短縮を可能にします。

ISL70617SEHは競合製品に比べて、すべてのゲイン設定で高いコモンモード除去比(CMRR)と電源電圧除去比(PSRR)を提供します。設計者は2個の外部抵抗を使い、計測アンプのゲインを0.1から10,000の間で簡単にプログラムできます。競合製品では高線量率テストが行われているのに対し、ISL70617SEHは宇宙環境に極めて近い10mrad/秒の低線量率テストが実施されており、ウエハ・レベルで75krad (Si)まで性能が保証されています。インターシル独自のシリコン・オン・インシュレータ・プロセスを採用しており、重イオン環境で60MeVのシングル・イベント・ラッチアップ(SEL)耐性とシングル・イベント・バーンアウト(SEB)耐性を提供します。さらに、10µ秒未満のシングル・イベント・トランジェント(SET)性能により、追加のフィルタリングを不要にします。

ISL70617SEHとともに発表したISL70517SEHは同様の特長を備えていますが、差動入力とレール・ツー・レール・シングルエンド出力を提供します。両製品ともに個別の電源ピンを使用し、異なる電源から入出力段への給電を可能にします。また、高いコモンモード電圧上で入力信号を受け取り、低電圧デバイスへのレベルシフトを可能にします。例えば、インターシルの計測アンプはアンプのレール・ツー・レール出力とADCの低電圧電源により、後段のICを高電圧信号から保護できます。これにより、ADCの最大入力ダイナミック範囲の維持と、ADC入力のオーバードライブの防止が可能になります。

インターシルのプレシジョン・プロダクツ担当シニア・バイス・プレジデントのフィリップ・チェスレイは「ISL70617SEHは宇宙産業初の真の差動エンドADCドライバです」と述べ、さらに「この製品により、軍用/商用通信衛星のミッション達成のためのニーズを満たすインターシルの耐放射線性製品ラインナップがさらに拡充しました」と語りました。

ISL70617SEHISL70517SEHの主な特長と仕様

  • 30µVの低入力オフセットと0.2nAの低入力バイアス電流
  • 120dB(代表値)の優れたCMRRPSRRにより、センサ信号の減衰、ゲイニング、フィルタリングを行い、信号品質を向上
  • ±4~±18Vの広い動作電圧範囲により、大多数のアナログ電源レールに対応
  • クローズドループ-3dB BW0.3MHzAV = 1k)~5.5MHzA = 0.1
  • 拡張動作温度範囲:-55+125
  • 米国国防兵站局の検査により電気的特性を保証(SMD 5962-15246
  • 75krad(Si)の高線量レベルでウエハごとに承認テスト済み
  • 業界で最も低い線量率(0.01rad(Si)/s)での放射線耐性は75krad(Si)
  • SEB LETTHVS = ±18V)耐性は最大60MeVcm2/mg

ISL70617SEHとISL70517SEHはISL71830SEH 16チャネル/ISL71831SEH 32チャネル5Vマルチプレクサ、ISL71590SEH温度センサ、ISL71090SEH25基準電圧源、ISL75052SEH 1.5A LDOレギュレータ、ISL75051SEH 3A LDOレギュレータや、ISL70444SEHISL70244SEHISL70417SEHISL70218SEHISL70227SEHISL70419SEHなどのオペアンプとの組み合わせにより、テレメトリ・シグナルチェーンのサポートと放射線耐性の向上を可能にします。

供給

ISL70617SEH差動入出力計測アンプとISL70517SEHシングルエンド計測アンプは24ピンのセラミック・フラット・パッケージで供給が開始されています。デバイスの機能と性能の評価を可能にする評価ボードのほか、両製品のSEE/総線量テストのレポートも提供しています。ISL70617SEHとISL70517SEHの詳細はhttp://www.intersil.com/products/isl70617seh をご覧ください。

インターシル、NSREC 2016に出展

インターシルは7月11日から15日まで米国オレゴン州ポートランドで開催されているIEEE Nuclear and Space Radiation Effects Conference (NSREC)のブース(ブース番号:37)に耐放射線ICを出展しています。

製品写真はhttp://newsroom.intersil.com/download/ISL70617seh-PressPhoto.jpgからダウンロードできます。

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インターシルについて

インターシルは、革新的なパワーマネジメントと高精度アナログ・ソリューションのプロバイダとして世界をリードしています。インターシルの製品は急速に高度化し、モバイル化と消費電力の増加が進む電子機器の構成部品として、効率の向上とバッテリ駆動時間の延長を実現します。インターシルは広範にわたる設計資産(IP)、設計とプロセス技術開発の経験を活用し、産業機器/インフラ、モバイル・コンピューティング、車載、航空宇宙などの市場で活躍する有力企業の信頼できるパートナーとしての地位を確立しています。インターシルの詳細は、http://jp.intersil.com/en.htmlをご覧ください。

インターシル株式会社はインターシル コーポレーション(本社:米カリフォルニア州ミルピタス)の全額出資の日本法人で、各種電源ICと高精度アナログICを日本のお客様に提供しています。本社は東京都港区で、京都に西日本オフィスがあります。

※Intersil、IntersilロゴはIntersil Corporationの商標または登録商標です。そのほかのブランド名、製品名、マークなどは、それぞれの権利所有者が製品やサービスを表記するために使用している商標または登録商標の場合があります。

このプレスリリースに関するお問い合わせ

株式会社ピー・ディ・エスインターナショナル 花嶋

〒102-0083 東京都千代田区麹町3-10-6 MARY HOUSE

Tel: 03-3288-7264 Fax: 03-3288-6936

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